FPにライフプランシミュレーションをお願いするのは、無料でも保険商品を勧められそうで気が引けますね。FPに頼らずとも、自分で賃金や家族構成を入力してライフプランシミュレーションができるホームページをご紹介します。
日本FP協会
日本FP協会公式サイトです。ライフプラン診断は、9つの質問で診断したい内容を選ぶだけ。10000ケース以上のライフスタイルから将来の家計を診断。
ライフプラン診断 – 日本FP協会
入力内容(クリックで選択)
- 世帯主の年代性別
- 世帯主は会社員?自営?退職金の有無
- 配偶者の有無
- 配偶者の職業
- 22歳以下の子供の人数(0~3)
- 世帯年収(75~2000万円、10段階)
- 生活費(10~100万円、10段階)
- 家賃またはローン返済額(0~25万円、7段階)
- 貯蓄額(0~3000万円、10段階)
このサイトの特徴
とにかく手軽に、10年程度のお金回りが上向きか下向きかを確認したい方にお勧めです。
「9つの質問」にそれぞれ2~10個の選択肢が示されますので、つぎつぎに9回クリックすれば結果を見ることができます。
簡単な代わりに、設定が大雑把です。たとえば、第一子は世帯主が25歳の時に、第二子は27歳の時に生まれ私立大学に進学する、と一律に仮定しています。
したがって、お金回りのプラスマイナスや貯金が尽きる年に相当の誤差があることは割り切る必要があります。
金融庁NISA特設ウェブサイト
本ライフプランシミュレーションは、日本FP協会の了解を得て同協会の「ライフプラン診断」を参考に作成したものです。
ライフプランシミュレーション – 金融庁
12の質問に答えるだけで、将来の家計を診断できるツールです。
入力内容(クリックで選択)
- あなたの年代性別
- あなたは会社員?自営?
- 退職金の有無
- 配偶者の有無
- 配偶者は会社員?自営?無職?
- 配偶者の退職金の有無
- 子供の有無
- 子供の人数(0~3)
- 世帯年収(100~2000万円、11段階)
- 1ヶ月あたりの生活費(10~100万円、11段階)
- すまいにかかる費用(0~25万円、6段階)
- 貯蓄額(0~3000万円、15段階)
このサイトの特徴
「FP協会の「ライフプラン診断」を参考」とあるとおり、設問も診断結果もほぼ同じです。
FP協会との違いは、年収や生活費の選択金額と、診断結果に「資産運用と管理の考え方」というアドバイスがある点です。
「12の質問に答えるだけで」とうたっていますが、日本FP協会公式サイトの質問のいくつかを2段階に分けただけで質問項目自体は全く同じです。
したがって、FP協会サイトと同様お金回りのプラスマイナスや貯金が尽きる年に相当の誤差があることは割り切る必要があります。
金融広報中央委員会(愛称:知るぽると)
現在の家計収支や貯蓄、借入れなどをもとに、将来の暮らし向きが簡単にシミュレーションできます。
ライフプランシミュレーション 生活設計診断 – 知るぽると
(中略)
さらに、解説とケーススタディーをあわせてご活用いただけば、あなたの生活や関心により近いシミュレーション結果が得られます。
入力内容(数値入力)
- 家族構成
世帯主年齢性別
- 配偶者年齢
- 第1~5子年齢性別、私立公立
- その他同居家族
- 収入
- 世帯主及び配偶者の職業、年収、退職年齢、退職金
- 土地売却、贈与など一時的大口収入の見込み
- 支出
- 現在の年間生活費
- 自動車、旅行など一時的大口支出の見込み
- 消費性向、性格
- 老後の生活
- 老後の生活費
- 世帯主及び配偶者の年金種類、金額、受給期間
- 旅行など老後にやりたいこと、同居又は老人ホームなどの予定
- 住宅の購入
- 購入予定時期、金額、自己資金
- ローン返済額、完済予定時期
- 現在の地代、家賃
- 貯蓄・借入金
- 現在の貯蓄額、借入金額
このサイトの特徴
FPが作成するのとほぼ同等のシミュレーションが作成できます。
FPが一時間の面談でヒアリングするのと同等の内容を入力しますので、入力はかなり大変です。年金の金額などは調べるのがめんどくさくて嫌になるかもしれませんが、その場合は「このぐらいあるといいな」と希望額を入力しましょう。
シミュレーションの結果、思ったより上向きなので資産運用もしたい、下向きなので生活費を見直したい、といった場合は「知るぽると」サイト内に充実した情報がありますので読んでみましょう。
情報が多すぎてわからない、探している情報がない、といった場合はFPに相談してみるのもいいかもしれません。
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