給付奨学金実践FPのきよしです。
今日は給付奨学金の「所得対策」とは何かを話します。
会社等から「給与」を得ている場合は、社会保険料や税金を天引きされるまえの金額を「収入」といいます。
「収入」のある年の1月から12月の合計額を「年収」といいます。
「収入」から社会保険料や税金を天引きされたものは「手取り」といい、実際にあなたが使うことができる金額です。
では「所得」とは。
「所得」とは、「収入」から会社勤めに必要な経費(給与控除)を引いたものです。
これら以外にも税金算出前に「収入」から引いてよいものがいろいろあり、「所得控除」といいます。
基礎控除、扶養控除、社会保険料控除などは「所得控除」の一種です。
給付奨学金の判定で参照されるのは、住民税額に「ふるさと納税、住宅ローン等の税額控除等」を戻したものです。
つまり、「給付奨学金」を得るための「所得対策」とは、「所得控除」を最大限に活用する「節税」のことなのです。
高所得者の「節税」は所得税を極力下げるための対策ですが、中所得者以下は所得税よりも「経済的弱者支援」を狙って「節税」すべきです。
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